奥野クリニック
癒しをテーマに人間味のある演出
患者もその家族も癒される空間を実現
がん患者とその家族のためのメンタルケアをメインにした病院のため、癒しを大きなテーマに既存のビルを病院空間に改装しました。
ヒューマンスケール(人間味を感じるあしらい)を取り入れることにより、無機質な空間を温かみのある安らぎの空間に変えることができます。自然の造形を生かした坪庭、観葉植物やアクアリウム、染色作品などがうまく融合し、心が和む空間ができました。
<受付・待合>
自宅のようにくつろげようにと、待合室には、通常の医院よりもやわらかな間接照明を取り入れています。
待合室に設けたアクアリウムは、単なる水槽ではなく霧も発生。観葉植物部分は季節のイベントにあわせて差し替えられるようになっています。
<瞑想室>
医院の特性から、誰もが自由に使うことができる瞑想室を設置。モダンな縁なしの畳、曲線、やわらかな光でぬくもりあふれる和の空間に。
<廊下の坪庭>
無機質だった廊下部分の死角に坪庭を設置。間接照明で照らし出された小さな空間で安らぎを演出。上部は収納という機能性ももたせています。
わたしが学んだ人の五感に訴える療法を実現するための空間が理想通りに。とても満足しています。 心と体をリラックスさせ、ゼロの状態に戻すことができる瞑想室はわたし自身も利用しています。
兵庫県神戸市 奥野クリニック
https://okuno-cl.net/