唐長11代目 千田 堅吉 当主 インタビュー

自然をモチーフにした文様を和紙に写し取った唐紙の老舗。
400年の歴史を誇る、「唐長」修学院工房にお伺いしました。
11代目当主 自ら制作風景をご披露頂きました。

医療関係の先生方がたに大変人気のある唐紙。
どのようなところに魅力を感じておられるのか、当主にお伺いしたところ

「唐紙の持つ魅力とは理屈ではなく人の持つ、或いは求める美感覚が呼び起こされる
ことであり日々、人の命を預かる ハードな仕事に携わっておられる医療関係の
方々はそれら緊張感をほぐせる唐紙に、より魅力を感じられるのではと思います。」


二条城 化粧の間に使用されている 「唐紙」


当主の奥様でる 千田 郁子さん。
「古いものの良さを伝えて行くのが使命」と夫婦二人三脚で唐紙に魅力を現代に伝えておられます。
現在、中京区にインテリアサロンもオープンされ、空間全体をプロデュースされております。
唐紙の歴史・空間構成などお話しや、仕事に対する姿勢を学ばせて頂きました。
有り難うございます。