院内をリフレッシュ作戦
今回は「インテリア医学」の観点から、医院の内装について考えてみたいと思います。
<院内インテリアのチェックポイント>
Ⅰ 院内の明るさは適当ですか?
→エステサロンのような薄暗さは一見おしゃれに見えますが、患者さんが不安感を持って過ごす空間では「適度な明るさ」が必要です。
Ⅱ 患者さんがほっとできる空間はありますか?
→間接照明などの「明りだまり」とともに自然を感じられるアイテム(植物やアクアリウムなど)を配置すれば癒し効果がアップします。
Ⅲ 嫌な臭いがしたり、逆に芳香剤がきつすぎたりしていませんか?
→診療現場で最も大切なのは「清潔感」です。
まずは臭いのもととなるものを取り除いて、次にアロマなどで香りの演出ができれば効果大です。
*病状によっては香りがないほうがよい場合もあるのでご注意ください。
Ⅳ 患者さんの病院に対する要望をアンケート調査したことがありますか?
→医院側と患者側では実際のニーズがずれてしまうことが少なくないので、アンケートは重要です。
*アンケートでは本音が出ないことも多いので、患者さんのつぶやいたことをノートに書きとめる「つぶやきノート」を受付カウンターに置かれてみてはいかがでしょうか?
病院受付パース
お客様にイメージしてもらいやすいようにこのようなパースで提案をします。